背景世界


ストーリー

「ラスト クロニクル」の舞台となるのは、現実世界の上位にある魂の宇宙「ヴァルハラ」。かつて、このヴァルハラには、「万物の始祖、始まりと終わりのザイン」が作り上げた創世の書「クロノグリフ」が存在していました。そこには過去から未来にいたるまで、この世界のあらゆる事柄が書き記されていたのです。ですが、この書にはただひとつ、欠けているものがありました。それは最終章の最後のページをはじめ、世界の歴史内のいくつかのページが空白となっていたことです。
そのことはクロノグリフの力を不安定にさせました。そしてどういう気まぐれかザインがこの宇宙を去ったとき、世界の時の流れを分裂させ、その力を受け継ぐもの……「ザインの使徒」が、複数現れることになってしまいました。プレイヤーは「ザインの使徒」たる亜神たちの一人として、これも時の分岐によって現れた平行世界の一つ「アトランティカ」に降り立ちます。
そこに勃興している勢力は、グランドール、ガイラント、ゼフィロン、バストリア、イースラの5つ。彼らはみな、クロノグリフの中でも空白の部分が多く、結末も記されていない「アトランティカの章」に存在を記されているものたちで、己の存亡を賭け、互いに覇を競っています。
プレイヤーは彼らの力を結集し、ザインの作ったクロノグリフの力をめぐる争いに勝利しなければなりません。そして、己とその眷属が紡ぐ歴史を、「アトランティカの章」の空白のページに書き記すのです。

カードとユニット

「ラスト クロニクル」に登場するカードは、クロノグリフの記載や絵を写し取った石版状のレリーフです。それぞれが材質として使われた5色の「ソウル」の力を秘めており、「ソウル」の力を抽出して結晶化させた場合、「ソウルストーン」となります。また、結晶化させるよりさらに多くの「ソウル」を注ぎ込むことで、そこに描写されたユニットや英雄、物体や概念などを実体化させることも可能です。ただしそこに描かれたものは、その力を発動させる際にいくつかの制約を受けます。
①「クロノグリフ」の該当箇所(具体的には「アトランティカの章」であり、1~4までの小章で構成。これらの小章がゲーム中のI~IVの時代に対応します)にて、登場を予言されている時代以外では、ユニットは活動することができません。特に予言の歴史に逆らうことには因果律的な抵抗が発生し、実体化させた肉体で直接、戦場に干渉することは不可能です。
②ただし、プレイヤーはザインの力を多少なりとも受け継いでいるため、クロノグリフを少しだけ改ざんすることが可能で、ユニットたちの魔力や能力のみは、自分が代理人となる形で、発動することができます。
③ユニットの中には、稀にクロノグリフの記載と予言からある程度外れ、自分の運命を書き換える力を持つものが現れます。その力は「覇力」、「オーラ」などと呼ばれており、運命に抗う特殊な能力です。これが発動している状態では、彼らはクロノグリフの記載や予言の干渉を免れた状態であるため、クロノグリフの力の支配下にある通常ユニットでは、その行動を押しとどめることができません。

アトランティカの5勢力




  • 最終更新:2013-07-26 23:41:54

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード